NHK北アルプス ドローン大縦走 第3弾 今度は冬山ですね
今まで山の日にやっていた北アルプスをドローンで撮影するというNHKの番組。今回は冬山ということで正月に放送されました。
ドローンをたしなむ者としては観ておきたい番組です。

今回も映像的にはすばらしいのですが、その合間合間に紹介されるドローン撮影の苦労話などは参考になります。というか、ドローンをやっている人には「そう、そう」と当たり前の話なんだけど、ドローンをやっていない人にドローン撮影の苦労を知ってもらうには良い番組、っていう感じです。
例えば、バッテリー。冬は暖めないと飛べないんですよ。山小屋のストーブで暖めてましたけど、山小屋が無いところでどうするか?っていうのがみな苦労しているところです。

そして、操作をする手がかじかむ。
NHKさんは、子どものダウンを手とプロポを覆うっていうことをやってました。なかなか良いアイディアです。
画面のiPadをタッチする時があって、手袋だといちいち脱がなければなりません。これだったら、ダウンから手を出せば良いので、なかなか良いアイディアかも。でも、誰かに手伝ってもらわなければセットできないので、ワンオペの私には無理ですね。

そして一番の問題はバッテリーの確保。15本を携行していったらしいですが、それでも発電機で充電するそうです。発電機はガソリンを含めて20kg。ボッカ隊が運んでくれるそうですが、やっぱり番組制作費が豊富なNHK。ボッカ隊を雇える金があるんだから良いですね。


私的に残念だったのは、ナレーションが杏ちゃんから吉岡里帆ちゃんに変わったこと。まぁ、ナレーションが下手というわけではないし、個人的に吉岡里帆ちゃんが嫌いなわけではないのですが、いちいち画面左下に顔がインサートされるのが、ちょっといらないんじゃないかと。。。
吉岡里帆事務所のゴリ押しなのか? それともNHKが吉岡里帆視聴率を狙ってのことか? ナレーターなのにいちいち登場するのがウザかった~。杏ちゃんの時にはなかったよね、このインサート。
きれいな北アルプスが主役なのか? 吉岡里帆が主役なのか?
「北アルプス+ドローン」というせっかくの二大看板に吉岡里帆が割って入ってきた、みたいな。。
